ホームページの開設時の注意事項

プロバイダ等のホームページ開設サービスを利用する場合

著作権の侵害に注意

インターネット上で公開されている画像や音楽等の著作物にはそのほとんどに著作権があります。

以下のような行為は著作権侵害にあたりますので注意が必要です。

  • 著作権の所有者の許諾なしにその著作物を複製・改ざん・引用し、誰でも閲覧できるような状態で掲載する。
  • ホームページ作成用素材集等の無料の素材集で、利用規約に反した素材の使用。

さらに人物の写真にも肖像権というものがありますので注意が必要です。

個人情報の取り扱いに注意

ホームページ上には、できるだけ個人情報を公開しないようにしましょう。
制作者自身の個人情報を公開しますと、悪用されたり、迷惑電話やストーカー行為を受けたりする危険がありますので注意が必要です。

また、以下のような他者の個人情報も本人の承諾なしに掲載しないようにしましょう。

  • 氏名や住所、電話番号、学校名(通勤先)等の個人が特定される情報。
  • その個人がはっきりと特定できるような画像。

掲示板やブログにも注意

掲示板やブログを開設する場合は誹謗中傷や無意味な文字の羅列を書き込まれる等の嫌がらせ行為を受ける可能性があります。

「迷惑行為の禁止や不適当と思われる発言は削除します」といった旨の規約をはっきりと明記するようにしましょう。

掲示板やブログの管理者は開設者ですので、閲覧者が被害を受けないようにしっかりとした対応をすることが重要です。

悪質な迷惑行為を受けた場合は、電子掲示板等のログから、投稿日時、投稿者のリモートホスト名、IPアドレス、投稿内容の情報を抜粋して保管しておくようにしましょう。迷惑行為が継続する場合は、抜粋したログを調べて、相手が接続しているプロバイダに連絡するなどの対応も必要になります。

パスワード管理をしっかりと

ユーザー名やパスワードが漏洩するとホームページがハッカーにより改ざんされてしまいます。
パスワードは、当ガイドブックを参考に設定し、定期的な変更をするようにしましょう。

個人で所有しているサーバを利用する場合

上記に加えて以下の事項で注意が必要です。
サーバをしっかり管理しないと、攻撃者がサーバに侵入し、さらに他のサーバへの攻撃の踏み台に利用されることがあります。
自分のサーバが攻撃する側にならないようにしっかり管理しましょう。

サーバの設定の確認

自分が管理しているサーバの状態を理解し把握するという事はとても重要です。
不要なスクリプトやサービスは停止や削除してハッキング等の攻撃から守りましょう。

ログの管理

アクセスログなどのログの管理はサーバのセキュリティ対策としてとても重要です。
ログを参照する事によってハッキング等でサーバに進入された形跡を見つけることが出来ます。
被害を拡大させない為にもこまめにログを確認、管理しましょう。

セキュリティホールの対策

OSやソフトウェアのセキュリティの弱点であるセキュリティホールの対策はとても重要です。
セキュリティホールを利用しサーバの進入やウイルス感染させない為にもこまめにセキュリティホールの情報確認、修正プログラムの適応そしっかりしていきましょう。

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